オームの法則
オームの法則は、電気回路の電圧と電流の間に線形関係があることを示しています。
抵抗器の電圧降下と抵抗は、抵抗器を流れるDC電流を設定します。
水流のアナロジーでは、電流をパイプを通る水流、抵抗器を水流を制限する細いパイプ、電圧を水流を可能にする水の高低差として想像することができます。
オームの法則
アンペア（A）単位の抵抗器の電流Iは、ボルト（V）単位の抵抗器の電圧Vをオーム（Ω）単位の抵抗Rで割ったものに等しくなります。
Vは、ボルト（V）で測定された抵抗の電圧降下です。場合によっては、オームの法則は電圧を表すために文字Eを使用します。Eは起電力を示します。
Iは、抵抗器を流れる電流で、アンペア（A）で測定されます。
Rは抵抗の抵抗で、オーム（Ω）で測定されます。
電圧計算
電流と抵抗がわかれば、電圧を計算できます。
ボルト（V）単位の電圧Vは、アンペア（A）単位の電流Iにオーム（Ω）単位の抵抗Rを掛けたものに等しくなります。
抵抗計算
電圧と電流がわかれば、抵抗を計算できます。
オーム（Ω）単位の抵抗Rは、ボルト（V）単位の電圧Vをアンペア（A）単位の電流Iで割ったものに等しくなります。
電流は電圧と抵抗の値によって設定されるため、オームの法則の式は次のことを示すことができます。
- 電圧を上げると電流が増えます。
- 抵抗を大きくすると電流が小さくなります。
例1
50オームの抵抗と5ボルトの電圧源を持つ電気回路の電流を見つけます。
解決：
V = 5V
R =50Ω
I = V / R = 5V /50Ω= 0.1A = 100mA
例2
10ボルトの電圧供給と5mAの電流を持つ電気回路の抵抗を見つけます。
解決：
V = 10V
I = 5mA = 0.005A
R = V / I = 10V / 0.005A =2000Ω=2kΩ
AC回路のオームの法則
負荷の電流I（アンペア（A））は、負荷の電圧V Z = V（ボルト（V））をインピーダンスZ（オーム（Ω））で割ったものに等しくなります。
Vは、負荷の電圧降下であり、ボルト（V）で測定されます。
Iは電流で、アンペア（A）で測定されます。
Zは負荷のインピーダンスであり、オーム（Ω）で測定されます。
例3
110V∟70°の電圧供給と0.5kΩ∟20°の負荷を持つAC回路の電流を求めます。
解決：
V =110V∟70°
Z =0.5kΩ∟20°=500Ω∟20°
I = V / Z =110V∟70°/500Ω∟20°=（110V /500Ω）∟（70°-20°）=0.22A∟50°
オームの法則計算機（短縮形）
オームの法則計算機：電圧、電流、抵抗の関係を計算します。
2つの値を入力して3番目の値を取得し、[計算]ボタンを押します。